2010年7月14日水曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #13

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

Media firms in Abu Dhabi
Studios in the sands
Jul 8th 2010
(http://www.economist.com/node/16539528)

世界的なイベントのスポンサーやプロスポーツチームのオーナーに中東系の名前を見ることが多くなってきましたね。例えばフェラーリのEtihadなんか有名ですね。昨秋ドバイから少し不安な話が伝わってきましたが、やはり長期的にみるとこの地域は魅力的な市場であることは間違いないようです。

One advantage is that Abu Dhabi is well positioned for journalists to make quick forays into less comfortable places like Iran and Iraq. But reporting of news within Gulf countries is curtailed by vague but menacing laws that climinalise content deemed to undermine the economy, society or national unity. This is why Western media firms based in the region usually focus on business news or entertainment shows.

foray: 急襲、何か新しいことに加わろうと試みること
curtail: 減らす、切り取る、制約を加える
menacing: 恐ろしい、厳しい、制約的な

アブダビはより厳しい環境にあるイランやイラクを随時フォローしなきゃいけないジャーナリストにとって都合がいいんだ。でも曖昧かつ厳しい法律のせいでいわゆる頽廃的な報道はできないから、西側のメディアはビジネスニュースやバラエティにフォーカスしちゃうんだよね。

ドバイへ行ったことがありますが、ショッピングセンターなど街中(といっても基本的にみんな屋内ですが)にいる限り、「ここは東京、ニューヨーク、ロンドンか?」といった感じです。確かに法律や文化の面で我々外部の人間からみると若干の不安はありますが、先方もその辺りは心得たもので、現地に対する配慮(最近の日本的な言い回しだと「リスペクト」でしょうか)さえ忘れなければ、ビジネス、観光ともに大きな魅力と可能性がある場所ではないでしょうか。
––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
こんな感じでやっていきたいと考えていますので、なにかご意見あれば遠慮なくコメントまたはtwitter(@ysk0624)までお寄せください。

0 件のコメント: