2011年1月29日土曜日

ニューヨーク・タイムズの記事で日本が dis られていますが...

孫社長、堀江氏、池田信夫氏などの Twitter でも話題になっていたニューヨーク・タイムズの日本における世代間格差に関する記事だよ。

http://www.nytimes.com/2011/01/28/world/asia/28generation.html

私の感想はこんな感じ。

1. 日本独特の採用の仕組み
新卒一括採用は日本の外からみると変わった慣習だけど、それ以上に「ジョブディスクリプションがない」という点が異様に映るんじゃないかな。言い換えると「新卒学生の専門性は問わない」って感じ。代わりに求めるのは「日本の社会で無難にやっていくための適正」、「企業の格に応じた学歴(最近は大学だけじゃなく、高校もみられるとか)」かな。多分この慣行は「日本の経済がズタズタになって、既存の企業がみんな外資に買われちゃう」ぐらいまで行かないとなかなか変わらないだろうね。「頭の硬いお年寄りの経営者」が一掃される、という意味で。

2. 新卒での採用に漏れると人生終わり
別にそうでもないと思うけどね、やりようはいくらでもあると思うよ、って「新卒で入社した会社に30過ぎてもずっといる」オイラが言っても説得力ないか(^^;

3. 何故若者はそんな酷い仕組みへ対して怒らないんだ
「だって寒いんだもん」、オイラが今学生だったら言います(キリッ。まあ冗談はさておき、自分が学生だったのは10数年前も「普通の学生」が政治的な活動やデモをする空気は無かったよね。(早稲田とか溢れんばかりの立て看板があったけどさ、きっとあれはああいうプレイだったんだよねw)まあ「怒らないんだ」って今はいっているけどさ、今の状況、つまり「ある程度の企業とその正社員はそこそこいい感じだけど、ほかはカラッキシ」って感じがこれからも続いたら、今後は分からないよね。意外となんか起こるんじゃないかって思うよ、少し期待しています。

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