2010年10月7日木曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #42

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
--------------------------------------------------------

Cyberwar
The meaning of Stuxnet
Sep 30th 2010
(http://www.economist.com/node/17147862)

戦争ってこれからどうなるんでしょうか?ない方がよいと思いますが、もし起こってしまったら、どんな形になるんでしょうかね。ITの発達によって現実の世界に一切痕跡を残さずに敵国の原子力発電所を破壊出来るようになったりするのでしょうか?

The Stuxnet worm, a piece of software that infects industrial-control systems is remarkable in many ways. Its unusual complexity suggests that it is the work of a team of well-funded experts, probably with the backing of a national government, rather than rogue hackers or cyber-criminals. It is designed to infect a particular configuration of a particular type of industrial-control-system - in other words, to disrupt the operation of a specific process or plant. The Stuxnet outbreak has been concentrated in Iran, which suggests that a nuclear facility in that country was the intended target.

configuration: 構成、設定
outbreak: (ウイルスなどの)発生
intended: 意図された


Stuxnetっていう社会的に重要なインフラをターゲットにしたワームは色んな意味で注目に値するんだ。ちょっと他にはない複雑さをみると、たぶん国家レベルの支援を受けた専門家の作品だと思うね、間違ってもその辺のハッカーや犯罪者に出来る仕事じゃない。特定の構成の特定のインフラの制御系を対象にしているんだけど、つまりは特定の工場の操業を対象にしているんじゃないかな。Stuxnetの発生がイランに集中しているところをみると、同国の核関連施設が意図された攻撃対象だろうね。

私たちが生活している現実社会とは別の次元における武器、IT兵器とでもいうべきものの開発は今後ますます盛んになっていくんでしょうかね。まだ目立った成果(被害)は発生してないみたいですけどね。願わくば研究開発の成果だけ社会に還元していただいて、戦争は起こさないでいただきたいですね。

--------------------------------------------------------
こんな感じでやっていきたいと考えていますので、なにかご意見あれば遠慮なくコメントまたはtwitter(@ysk0624)までお寄せください。

0 件のコメント: