2010年10月23日土曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #45

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
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The Big Mac index
An indigestible problem


Oct 14th 2010


ビッグマックインデックス。The Economist は知らなくても、これは知ってる、という人は多そうですね。世界で親しまれているマックの人気商品を使うことで、難しい為替や経済の話が何となくわかりやすそうになる感じがしますよね。

The tensions caused by such misalignments prompted Brazil's finance minister, Guido Mantega, to complain last month that his country was a potential casualty of a "currency war". Perhaps it was something he ate. In Brazil a Big Mac costs the equivalent of $5.26, implying that the real is now overvalued by 42%. The index also suggests that the euro is overvalued by about 29%. And the Swiss, who avoid most wars, are in the thick of this one. Their franc is the most expensive currency on our list. The Japanese are so far the only rich country to intervene directly in the markets to weaken their currency. But according to burgernomics, the yen is only 5% overvalued, not much of a casus bellie. If a currency war is in the offing, America's congressmen seem increasingly determined to arm themselves.



prompt: 何かを引き起こす、誰かに何かさせようとけしかける
casus bellie: 戦争を引き起こしたり正当化する行為や状況
in the offing: すぐにも起こりそうなこと


ブラジルの財務大臣は自分たちを通貨戦争の被害者って先月言ったんだ。もしかしたらビッグマックを食べながら、ありえないぐらい安い水準にある元のニュースでもみて頭にきちゃったのかもしれないね。ブラジルのビッグマックは$5.26、これは42%レアルがドルに対して高くなっている、ってことなんだ。同インデックスによるとユーロは29%、スイスは42%も高くなっていて今回トップだね。バーガノミクス的にみると円が過剰に評価されているといっても5%程度なんで、今のところ唯一為替へ介入した日本の行動が正当化されるかは微妙だよね。すぐに通貨戦争が起こるとしたら、アメリカの議員たちは自国の利益を守るためには何でもするだろうね。

既に先週号の話題になってしまいましたが、触れやすい話題なのでとりあえげました。ちなみにビッグマックって売ってない国もあるんですよね。例えばインドでは牛食がタブーなのでチキンを使ったマハラジャマックなんてものがあったりします。マクドナルドはグローバルな展開をしていると同時に、必要に応じてローカライズも行っています。この辺りいろいろ調べてみると面白そうですね。
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こんな感じでやっていきたいと考えていますので、なにかご意見あれば遠慮なくコメントまたはtwitter(@ysk0624)までお寄せください。

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