2010年8月1日日曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #29


英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
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World economy
The rising power of the Chinese worker

Jul 29th 2010

(http://www.economist.com/node/16693333)

欧米や日本企業が中国へ進出する理由として「安価な労働力」があります。最近ニュースでも報道されたように、中国人労働者のストライキや政府の思惑により状況は変わりつつあるようです。

In truth, Chinese workers were never as docile as the popular caricature suggested. But the recent strikes have been unusual in their frequency (Guangdong province on China's south coast suffered at least 36 strikes in the space of 48 days), their longevity and their targets: foreign multinationals.


docile: 従順な
caricature: 風刺画
longevity: 長生き、勤続年数


実のところ、典型的な風刺画が示すように中国人労働者が従順だったことはないんだ。でも最近の多国籍企業を標的にしたストライキは頻繁すぎるね。広東省ては48日間で少なくとも36回も発生したんだ。


ストライキというと労働者の権利主張に結びつくため、従来の中国ではご法度であったようです。最近では政府が「黙認」しているようですが、これは労働者の待遇を思ってというよりも、そうした方が色々都合が良いからでしょう。中国のこれまでの発展は政府のコントロールに負うところが非常に大きいため、引き続き今後もお手並み拝見したいと思います。
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こんな感じでやっていきたいと考えていますので、なにかご意見あれば遠慮なくコメントまたはtwitter(@ysk0624)までお寄せください。

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