2010年8月11日水曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #34

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
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Online games in China
A hundred million happy geeks
Aug 5th 2010
(http://www.economist.com/node/16744132)

中国でゲームと言えば、一昔前は日本のゲームの海賊版が有名でした。今でもその状況は続いているようですが、インターネットの普及によってついに中国でもゲームで商売ができるようになりつつあるようです。

Censorship is a worry. Games are treated as media content and heavily regulated. Smut is out, as is blood (though wounds may ooze green goo). Anything that threatens the "harmonious society" is banned. But enforcement is split between two agencies and often inconsistent. For wholesome fun, try "Happy Farm", a game about rearing virtual crops. Some 23m Chinese already play it.

Censorship: 検閲
Smut: 卑猥な会話、もの
ooze: 血などを流す

検閲は心配の種だよね。ゲームはメディアの一種だから非常に厳しく規制されるんだ。エロ、グロはダメ、という具合にね。(血は緑で表現されるんだ)「社会の安定」を乱すものは禁止なんだ。でも監督する組織が二つにわかれていて、しばしばお互いの方針が異なる場合があったりするけどね。まあ健全に楽しみたければ、「ハッピーファーム」を試しなよ。架空の穀物を育てるゲームで、既に2300万人の中国人がプレイしているんだ。

やっぱり中国では検閲があるんですね。日本や欧米も家庭用ゲーム機における性や暴力に関する表現の規制はありますが、基本的なスタンスでやはりまだ大きな隔たりがありそうですね。とはいいながら上海あたりのイベントでは華やかなコンパニオンさんがいるあたり「ここは中国か?」といった感もしますが。厳しい態度を基本としつつ、ガス抜きも用意する、といった政府のハンドリングはしたたかだな、と思います。

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こんな感じでやっていきたいと考えていますので、なにかご意見あれば遠慮なくコメントまたはtwitter(@ysk0624)までお寄せください。

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