2010年9月23日木曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #40

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
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Faber-Castell
The future of the pencil
Sep 16th 2010
(http://www.economist.com/node/17043890)

皆さんは最近鉛筆を使ったのはいつですか?私の場合,シャープペンシルはたまに使っていますが、昔ながらの鉛筆となるとちょっと思い出せません。少なくとも小学校卒業以来,自分の意思で鉛筆を手にとったことは殆どないんじゃないかと思います。私なんかは「コンピュータの普及で鉛筆はなくなってしまうのでは、というか既にニッチなプロダクトでは」と思っていましたが,実はそうでもないようです。

Many people thought that pencils would become obsolete in the computer age, yet sales continue to grow. Perhaps 15 billion - 20 billion are made each year, roughly half of them in China. Faber-Castell produces about 2.2 billion. They are cheap, sturdy and popular in schools, especially in poor countries. As countries grow richer, children's pencil cases grow fatter, though only up to a point. Sales of pencils in most European countries are growing only slowly, if at all.

obsolete: 時代遅れの
computer age: コンピューターの時代
billion: 10億

多くの人はコンピュータが普及した世の中では鉛筆なんか時代遅れになったと思っていたけど、実際には鉛筆の売り上げは伸びていたんだ。150から200億本が毎年生産されていて、その半分は中国向けてみたいだね。Faber-Castellは22guぐらい作っているんだ。鉛筆はやすくて丈夫で学校では欠かせないんだ、特に貧しい国ではね。国が豊かになると生徒の筆箱は大きく膨れていくんだよ、まあある程度の大きさまでだけどね。欧州各国での鉛筆の売り上げは全く増えていないか、そうでなければほんのわずか、ってところだね。

まあ全ての教育現場が電子化される、教科書やのーとがタブレットに置き換わる、なんて世の中が実現するまでもう少し時間がかかるでしょう。少なくとも今現在は圧anaアナログな現場が多いわけで。そう考えると、貧しい国が豊かになって教育を受けられる子供の割合が上がると鉛筆も売れる、という傾向はしばらく続くかもしれませんね。
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こんな感じでやっていきたいと考えていますので、なにかご意見あれば遠慮なくコメントまたはtwitter(@ysk0624)までお寄せください。

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