2011年5月22日日曜日

先日受験したGTECの結果と感想など

ゴールデンウィークの終盤に受験したGTECの結果が帰ってきましたので、思うところなど適当に書いてみたいと思います。

1. 私がGTECを受験した理由
簡単に言うと「仕事」です。
会社が社員の英語能力を測るためのテストとしてGTECを使っていくそうなんです。で、担当部署から「英語に興味ありそうな人達(笑)」へ「GTECって英語の試験を試しにうけてきてくれないかなー、お金はだすからさ?」という話になり、私も声が掛かったので受験してきた次第です。

グローバル対応できる人材育成のため英語教育にこれまで以上に力をいれる、って今時どこの会社でも業種を問わずやっているんじゃないかなー、と想像してますけど、まあその流れの一環でございます。

2. 結果と大反省会
合計795点です。800点が「海外赴任可能レベルの上限&ネイティブレベルの下限」らしいので、非常に微妙な感じの点数です。
内訳は「リーディング > リスニング > ライティング > スピーキング」ということで「予想通りスピーキング」が一番悪いのは残念感満点です。

(1)リーディング
時間がないです。「じゃ、これからの6問まとめて5分で解いてね」って感じなので、1問目で5分使ったら簡単に氏ねます。以下、リーディング意外にも共通する「時間がない」と焦ってしまうポイントです。

  • 「まとめて」という部分は「穴埋めなら穴埋め、長文なら長文」というように同じ種類の問題がまとめられてます。
  • 1問目に正解したら、2問目はより難しくなります。(逆に正解しないと、どんどん優しくなる)
  • 一度回答した問題へは二度と戻れません。

文章量や語彙の複雑さは英検1級合格者なら問題ないレベルだと思います。

(2)リスニング
時間がないです。リーディングで書いたとおりですが補足すると、問題文を全部聞いてから回答しようとすると氏ねます。

時間を抜きにすれば、問題自体はTOEICのヒアリングで満点取られる人だったら問題ないでしょうか。

(3)ライティング
普段から仕事でメールとか資料つくっている人は余裕だと思います。強いていうと「形式」ふまえた文書を作れると、結構良い出来になるんじゃないでしょうか。

(4)スピーキング
たぶん、最後のプレゼンテーションがそつなく出来るか、にかかってくるんじゃないでしょうか。私はしゃべりまくった覚えはありますが、内容は...だったような気がします。

3. 最後に...これからGTECを受ける君たちへ
「今の英語力」を測るのに適した試験だなあ、と思います。「短期間で身になる必勝法」的なものが出来るだけ通じにくいように試験全体が作られている感じなので。

そういう意味では「社員の英語力をチェックしたい」人事部など会社側の立場では非常に役立つ試験ですね。受験する側も「非常に細かくレポートされる結果」で「自分のできない部分」を把握することができるため、英語学習の計画をたてる際など非常に役立つのではないでしょうか。(この点はTOEIC/英検より明確に優れている点、と私は捉えています。これを踏まえると「一万数千円の下の方」という受験料も特に高くないかもしれません)

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