2010年8月7日土曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #32

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
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Barnes & Noble
The final chapter
Aug 5th 2010
(http://www.economist.com/node/16749054)

日本でいうと紀伊國屋書店みたいなものでしょうか。最近では自ら電子ブックリーダー「Nook」を発売して時代の流れに乗って行くのかに見えた Barnes & Noble ですが、今後いったいどうなってしまうのでしょうか?

In short, the industry is in flux. Barnes & Noble has a much-admired brand, but that is no guarantee of survival. Bricks-and-mortar bookstores look increasingly out-dated, except as venues for leisurely coffee and book signings. Whoever ends up owning Barnes & Noble faces a tough task: adapt to the Brave New World, or be consigned to the History section.

flux: 流れること、継続的な変化
admired:
brave new world: (しばしば皮肉を込めて)社会的な大きな変化による歴史上新しい希望がある時代

要するに、この業界は常に変化している。Barnes & Noble は凄いブランドだけど、生き残れる保証はないんだ。お茶する場合やサイン会の場所を除いてリアル店舗は急速に時代遅れに見えるね。誰が Barnes & Nobles を買っても大変だろうね、希望あふれる新しい時代に適応できるのか、歴史の一ページになってしまうのか。

最近私は急速に「紙の本」を買わなくなってきました。Kindle、iPhone、iPad 上で多くの書籍が流通するようになってきたからです。自国語のコンテンツの流通がまだ十分と言えない日本でこの状況ですから、アメリカでの「紙の本 & リアル店舗」の苦戦は想像に難くありません。個人的には、電子ブックがデファクトスタンダードになる日は意外とすぐにやってくるのでは、と思っています。

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2010年8月5日木曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #31

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
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Wealth, poverty and compassion
The rich are different from you a

Jul 29th 2010

(http://www.economist.com/node/16690659)

「すさんだ生活を送っている貧乏人は心が貧しい」というのが一般的な見方だそうです。私の勝手なイメージだと「物語に出てくる貧乏なおじいさん、おばあさんはやさしいよな」って思っていたんですが、実際はどうなんでしょうか?

One interpretation of all this might be that selfish people find it easier to become rich. Some of the experiments Dr Piff conducted, however, sorted people by the income of the family in which the participant grew up. This revealed that whether high status was inherited or earned made no difference-so the idea that it is the self-made who are especially selfish does not work. Dr Piff himself suggested that the increased compassion which seems to exist among the poor increases generosity and helpfulness, and promotes a level of trust and co-operation that can prove essential for survival during hard times.


interpretation: 解釈
reveal: 明らかにする
inherit: 受け継ぐ、継承する

自分かってな人ほど金本になりやすい、というのが我々の結論だ。これらの実験では人々を育った家庭の収入で分類しているんだ。これによって生まれつき裕福かそうでないかに違いはないことが明らかになったので、一代で財をなす人が特に自己中だっていう考えは正しくないんじゃないかな。貧しい人の他人への思いやりは厳しい世の中を生きていく上ですごく重要だろうね。


やっぱり貧しい人の方が優しいんですね(笑)。たしかにみんなで寄り添わなければ生きていけない状況では、他の人をいたわること、助け合い、お互い様、といったことが自然と重要になっていくのかもしれません。できるだけ余裕のある生活をしたいと思いますが、物理面だけではなく心も豊かにしていきたいですね。
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2010年8月3日火曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #30

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
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Information technology in transition
The end of Wintel



Jul 29th 2010

(http://www.economist.com/node/16693547)

私がプライベートで使うコンピュータは2002年頃からMacです。使い方にもよりますが、Windowsでないことのデメリットを感じたことは殆どありません。特にインターネットを利用する場合、PC以外のスマートフォンなどからの利用が爆発的に増えている背景からして、今後Windowsでなければダメという状況はさらに減るでしょう。今回の記事のような状況もある意味当然なのかもしれません。


Regardless of whether Microsoft and Intel prosper individually, they will drift apart as a couple. Since Microsoft has yet to deliver a competitive version of Windows for smart-phones and tablets, for instance, Intel has teamed up with Nokia, the world’s largest maker of handsets, to develop Meego, an open-source operating system for mobile devices. Microsoft, by cuddling up to ARM, will be able to build chips of its own.




regardless: 〜にもかかわらず
competitive: 競争力のある
cuddle: 腕を組む、提携する、協力する


マイクロソフトとインテルはそれぞれ好調にもかかわらず、Wintelとしての関係は解消されるだろう。マイクロソフトが携帯電話向けのWindowsを成功させるのに苦労しているときに、インテルは世界最大の携帯電話メーカーであるノキアと組んで携帯向けオープンソフトOSであるMeegoを開発していたりするからね。それに対してマイクロソフトもARMと組んで自らCPUを作れるようになるだろうし。

10年前に今日の状況を想像するのは非常に難しかったと思います。アップルはiPodリリース前、グーグルはまだ始まったばかりでしたから。この十年間、というよりも数年でもFacebookやTwitterなど新しいサービスがあっという間に大きくなっています。数年後はどんな状況になっているか予測するのは難しいですが、想像するのは非常に楽しいことだと思います。
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