2013年2月26日火曜日

Amazon Kindle - iOS (iPhone/Kindle) が対応端末から漏れている場合の対処方法


アマゾンKindleで本を探していると偶に対応端末からiOS (iPhone/iPad)が漏れていることがあります。そんな時は、各本毎のサポートへ連絡すると善処してくれることが多いです。

以下、ゲスというか妄想です。

1. なぜそんなことが起こるのか?
たぶん出版社がアマゾンのシステムを通してKindle版の登録・発売手続きをする際に漏れが生じているのでは。中には本当に問題があるから外しているケースもあるでしょうけど。何でそう思うかというと、偶に漫画などのシリーズもので一冊だけiOS版のKindleで読めなかったりするので。

(1) 出版社がKindle向けに本を出すとき、対応端末を設定する必要がある。
(2) 対応端末としてはKindleのみ最初からチェックが付いている。
(3) iOSは自分でチェックする必要があって、特に未チェックでも「それでいいの?」とか聞いてくれない。なので対応端末の設定を失念した場合、アマゾンのKindleだけで読めるKindle版の電子書籍ができあがる。

なんでそんな設定にしているの、といったら「KindleフォーマットになっていたらAmazonが販売しているKindleでの動作は保証するけど、他社ハードウェアで動くアプリ版Kindleでの閲覧は出版社側でチェック・保証してよね」という感じですかね。

2. 他に気づいたこと
たぶん出版社向けにアマゾンが提供しているKindle版の登録・発売手続きをする仕組みはシンプル、かつ機能を結構割り切っているのでは。例えばコミックスなどのシリーズものを一気に登録する機能、とか無いのでは。例えば集英社がドラゴンボール全42巻をKindleで売りたい場合、1巻ずつ登録する必要があるんじゃないかと。

何でそう思うかというと、漫画などのシリーズもので途中が抜けているケースがあったので。最近だとC1ランナー全12巻のうち、5-8巻のKindle版がなかなか登場しませんでした。(問い合わせたら直ぐに出てきましたが)

私達がドラゴンボール全巻をアマゾンから買う場合、基本的には42回クリクリする必要があります。使い勝手を良くして欲しいですが、ドラゴンポール全巻を購入する過程でそれ以外のモノも買ってしまう可能性は「42クリ>1クリ」なので、アマゾン的にはリーズナブルな対応かもしれません。

ただ、出版社向けのシステムの場合、一括登録機能を提供しないことによるメリットってあるんですかね。登録時間&登録ミスの増加(=売り上げ機会の損失)、というネガは簡単に思いつくんですが。

まあ外部の一般人からは想像するしか出来ませんが、この辺りは色々考えるとなかなか面白いところですね。

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