2010年12月9日木曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #53

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
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WikiLeaks
Unpluggable

ウィキリークスが話題が世界中を席巻していますね。日本では海老蔵さんのニュースにみんなの注目が集まっちゃっていますけど。流出したとされる全ての公電が公開されたわけではありませんが、まだそんなに「えっ!?」という情報はない感じですね。むしろみんな思っていたことが「やっぱそうだったんだ」って納得するものが多いですかね。


For the most part, the leaks’ content is less important than their source, and the manner of the betrayal. Individually, the disclosures are trivial: some would be barely newsworthy if published legally. But collectively, they are corrosive. America appears humiliatingly unable to keep its own or other people’s secrets. A good example of this is a cable about a firm supposedly involved in breaking arms sanctions on Iran. Marked “secret” and for American eyes only, it contains some spicy details gained from a “well-connected businessman”. To establish that source’s credentials, the cable’s author lists his family connections (Iran), his place of business (Baku), his education (British), and his distinctive sporting career. The name is not given, but could easily be deduced. Next time he is asked to share his expert insights on a matter of huge importance to America’s government, he may be less helpful.


trivial: 大したことない、つまらない
corrosive: 侵食性のある、(侵食性の)ダメージをもたらす
deduce: 推定する、演繹する


大部分の公電は、それが流出した経緯に比べればたいして重要じゃないよね。公開された個々の事実にたいした意味はないのは確かたけど、それが集まると長期的にはアメリカにとって影響が大きいよね。例えばアメリカ人のみ閲覧できるあるイランに関する機密の公電では、協力者の名前こそ隠されているけれど、その他の周辺情報で彼の素性が容易に推測できるようになっていたんだ。もう再び彼から協力を求めることは難しいだろうね。

民主主義や科学の発展を考慮すると、ウィキリークスのようなものが登場するのは極めて自然だと思いますし、今回の一連の騒動は将来的に肯定的に捉えられる歴史上の出来事になるのではないかと感じています。でも記事の引用の中にある「協力者」と同じ立場に自分があったらどうするかな、って考えると結構迷いますね、どう行動するか。別に私は政府のエージェントでもなんでもないですが、話のネタとしては結構興味深いので色々考えてみたいですね。
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こんな感じでやっていきたいと考えていますので、なにかご意見あれば遠慮なくコメントまたはtwitter(@ysk0624)までお寄せください。

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