2010年5月15日土曜日

弾言 - 小飼弾

「空気読むな、本を読め」に続いて氏の本を読んだが、これまた「気づいていたけど知らないふりしてやらなかったこと」を突きつけてくれた。


例えば「今の自分にとってクルマを所有する必要性を論理的に説明できるか?」って言われたら、そんなのクルマを買う前からできない。でも持っていたのは「感情的/感傷的/伝統的な価値観」が論理的な思考を上回っていたからだと思う。例えば「クルマ好きに取ってクルマの所有は当たり前、金でははかれない」、「一人前だったらクルマ持ってて当たり前」とか。


これらの考え方を否定する気もないし、全部が論理で整理されたら世の中つまらないと思う。だけど今の自分にはクルマと同じようにもエモーショナルな曖昧な理由でカネを注いでいる部分が結構ある。そんな状況だとクルマが本当に大事なのか、他のモノの方が大事なのか、もしかしたら全て要らないものなのか判断できないのではないか?


一回なるたけ全て切ってみよう。クルマ、ジム、Wimax、日経新聞電子版、etc...、何か流行の「仕分け」みたいだな。こんな割り切った心境になれたのは初めてかも知れない。


「本を読んで少し変わることができた」と言えるかもしれない。







一回やってみよう!

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