2011年3月15日火曜日

ドコモ契約のマイクロSIMでシムフリーiPhoneが使えるようになるよ!


ちょっと発表から時間が過ぎちゃったんたけど、「ドコモ社契約のマイクロSIMカード」でiPhoneが使えるようになるよ。もちろんiPhoneは「シムフリー」であることが前提なんで、「ソフトバンク」から買ってきたヤツは使えないから注意してね。

確かに今までも「日本通信と契約したSIMカード」だったり、「ドコモ契約のFOMAカードをマイクロSIMサイズにカット」することで「ドコモ回線」を利用することはできたよね。そういった場合と「ドコモ社契約のマイクロSIMカード」を比べた場合のメリデメを比較してみるとこんな感じかな。

(1)メリット
  • 通信速度制限がない(日本通信ではアプリ/通信種類などに応じて通信速度を「最適化」している、と伝えられている)
  • テザリングの通信速度制限がない(日本通信ではテザリングに300kbpsリミッタ付き)
  • 海外パケホーダイが使える(オイラ的に日本通信最大の弱点は海外パケホがないこと)
  • 通話プランが選択できる(日本通信は通話プランが「30秒/21円」1種類のみ、沢山会話する人には向かないかも)
(2)デメリット
  • 料金が高い。日本通信の¥6,260(無料通話 ¥1,050込)と比べて、ドコモ契約だと¥10,395(テザリング有契約でのデータ料金上限。ドコモのプレスリリースをみると、利用端末がiPhoneの場合、このプラン以外の選択肢はないと思われる)
(1)メリット
  • SIMを切る必要がない(何かあったら手数料払って再発行だよ)
(2)デメリット
  • 特にないかな。

まあ個人的には「テザリングリミッタ解放 & 海外パケホ」に「プラス4,000以上の価値」を感じるので、日本通信から乗り換えは決定稿かな。

あと、多分問題ないと思うけど、「docomo.ne.jpのメールアドレスは取得できるか(spモード/iモード契約すればOK?)」、「他社番号をMNP移行できる?」あたりは後で確認しておこうかな。

参考情報
ITmedia記事
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1103/11/news049.html
ドコモプレスリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/110311_00_m.html?ref=gp_top
ドコモプレスリリース(詳細)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2011/03/11_00.html


まとめページ

2011年3月13日日曜日

大手IT各社の地震対応 - 日本IBM社はサイト更新一番乗り

別に他社さんが何もやってない、なんて言うつもりはないよ。ただ日本IBM社が大手IT各社(HP,FJ,HIT,NDT,NRI,NEC)で一番最初にWebのトップページを更新してたね。

ちなみに調査対象はオイラの付き合いの範囲ね。

多分、よっぽど気が利く候補がいるのか、危機管理プロシージャが徹底されているかかね、Iさんでは。



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2011年3月12日土曜日

地震等、いざという時のために - 携帯・バッテリ・連絡手段の確保

(気づいたことを備忘的に都度メモする感じで)

1. 身近なもので携帯を充電しよう
ノートパソコンは「携帯用予備バッテリ」として優秀。最近の機種なら「iPhone数台分」ぐらい余裕でいける。実際それで助かった。

2. 使わない携帯は有事のために充電しておこう
SIMカードスロットがある携帯は「自分のメイン機」のバッテリーが尽きたときに「SIMカードを入れ替えて」使える。ドコモやSBなら他人に貸すこともできる。いざという時のため、使わなくなった携帯があれば定期的に充電しておこう。

3. 携帯メール以外の連絡手段を確保しよう
通話不能は想定していたが、ケータイのキャリアメール(docomo.ne.jp等)に繋がりにくかったのがショック。「3G回線」、「キャリアメールのサーバ」という「二つの有限なリソース」を取り合うから、「パケット通信はできるのにメールが送れない・落ちてこない」ってことになってたんじゃないか。そういう意味で「Gmail」、「Twitter」など「ケータイ回線に依存しない連絡手段」を確保しておく、身近な人と共有しておくことが非常に重要だと感じた次第。

2011年3月11日金曜日

無事だよ!

職住近接なので帰宅できるんですが、帰れない人達と一緒にご飯してます。

本当に無事であることに感謝です。


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2011年3月10日木曜日

iOS 4.3 アップデート記念 - SIMフリー iPhone でパーソナルホットスポットを試してみたよ!

パーソナルホットスポットをシムフリーのiPhone 4 で試してみたよ。要すると、iPhoneを「Pocket Wi-Fi(Wi-Fiルータ)」にして、パソコンや携帯ゲーム機をネットへつなげちゃおう、って機能だね。

実はこのパーソナルホットスポット、iOS 4.3 の目玉だけど「日本ではほとんどのiPhoneユーザが利用できない」って悲しい状況なんだよね。「そのうち何とかなってほしい、回線とか大戦だと思うけど、頼むよSB様!」という気持ちを込めて、簡単に使い勝手とかまとめてみたよ。

1. 使い方
初めてパーソナルホットスポット使うときの設定って感じかな。あとは必要な時にネットしたい機器(Mac等)から接続するだけ、みたいな。

(1)Settings -> General -> Network -> Personal Hotspot で Personal Hotspot を ONにする。

(2)Wi-Fiのパスワードを設定する。
(以下はもちろんダミーw)


(3)設定したパスワードでWi-Fi機器(Mac、3DS、PSP...)からネットへ接続!


2. バッテリーの持ち
Macbook Air から Wi-Fi 経由で iPhone のパーソナルホットスポットを使ったときのバッテリーの費消状況はこんな感じ。


  • 16%のバッテリー減 / 30分間のパーソナルホットスポット利用


単純計算だと3時間ぐらい持つのかな?

まあパーソナルホットスポット中もiPhoneアプリをちょこちょこ触ってたんで、通信に専念させて、画面もオフにすれば、もう少しバッテリーの持ちは良くなるかもしれないね。

3. パフォーマンス
(1)ベンチマーク

以下のサイトで回線速度を測ってみたよ。
http://www.speedtest.net/

iPhone 4(日本通信SIM) パーソナルホットスポット
結果だけみるとスゴク遅く見えるけど、ISDNの128(64kの2本重ね)と同じぐらい?  28kぐらいのアナログモデムでネット(っていうかパソ通)を始めて、PHSの32K通信のあまりの速さに驚愕した微妙な世代としては十分すぎるスピードだ! (スペック上は上下とも300kbpsまで出るはず)コスパも悪く無いと思うしね。


ドコモケータイN-04Bのアクセスポイントモード(要するとパーソナルホットスポットね)
上りはさておき、これだけ下りが出ると動画も結構いけるよね。っていうか、「これより実速度が出ないADSL」ってNTT局舎からの距離によっては今でも結構あったりする?

どっちも何回か試したんだけど、各回とも同じような結果だったので、特に平均とかしてないけど、勘弁ね。なんで画像は最終トライ時のやつを適当にアップした感じ。


(2)実際の利用感
画像や動画みたいに大きなデータが落ちてこなければ、十分実用になるかな。もともとSIMフリーiPhoneでBluetooth / USB経由のテザリングが利用できるのは以前紹介した通りで、「テザリング時は300kbpsまで」って制約があるのはパーソナルホットスポットと呼び方が変わっても同じだね。

4. まとめ
(1)うれしい点
「Wi-Fi」経由でネット接続できるようになったのは「使い勝手」という意味では大きいね。例えば「iPad / Nintendo DS / PSP」みたいにUSB / Bluetooth経由のテザリング が不可でも「Wi-Fiがあれば使える」っていうのは素晴らしいよね。

(2)今後に期待したい点
a. パーソナルホットスポット中はiPhoneアプリから通信できない?
今回のテスト中、パーソナルホットスポット中のiPhoneから通信できなかったんだよね。要するとネットできなかったり、メールできなかったり、ツイッターできなかったり。これはもう少し調べてみたいね。

b. 通信速度
これは「テザリングは300kbpsまで」という日本通信の制約だからしょうがないね。iPhoneやパーソナルホットスポットを責めるところじゃない。でもドコモケータイ「N-04B」のアクセスポイントモードのテスト結果を見るかぎり、ドコモ3G回線はやっぱスゴクいい感じなんだよね。だから願わくば「ドコモ本体」または「日本通信」から「速度制限なしのiPhone用SIM」が出てほしい、ってスゴク思うので、とりあえず言ってみました、って感じかな。

(3)今後のオイラとパーソナルホットスポットについて
既にドコモケータイのアクセスポイントモードで大満足しているので「Wi-Fiルータ」として「ドコモケータイN-04B: メイン」ってのは変わらないかな。iPhoneは「スーパーサブ」的にいざという時よろしく、って感じで。


まとめページ

iOS 4.3 へアップデート中だよ - iPad & iPhone

ということで、ついにiOS 4.3が解禁になったので、アップデートが終わったら色々試しちゃおうかな。

特に「iPhoneをいわゆる"ポケットワイファイ"にしゃちうパーソナルホットスポット」機能が楽しみだね。これはSIMフリー版を持っててよかった機能なんだよね、ソフトバンク版だと使えないから。

iOS 4.3の新機能
http://www.apple.com/ios/


  • AirPlay Enhancements
  • Safari Performance
  • iTunes Home Sharing
  • iPad Side Switch
  • Personal Hotspot for iPhone 4
パーソナルホットスポット以外だと「サファリのパフォーマンスが改善される」ってのが気になるかな。スクリプトの動作速度があがるらしいんだけど、具体的には「サファリでGmail使ったとき、ちょっともたつく?」って感じることが多いんで、このあたりが改善されたら結構うれしいね。

2011年3月8日火曜日

読んだよ! - Presentation Zen (Garr Reynolds)

いきなり「ほとんど全てのプレゼンはクズだ!」って「ダメ出しスライド」で始まるんだけど、このスライドだけで「ああそうかも、でも、これ読むと何とかなりそう」って思わせてくれる本。

「箇条書き (Bullet Point) 満載のパワポ」を作っちゃう人(=みんなかな?)が読むと、きっと「何とか」なるんじゃないかな。読むだけで効果がある、というか何かが変わり始めるよ...。


1. 今回読んだ本
(1)書名
Presentation Zen: Simple Ideas on Presentation Design and Delivery (Voices That Matter)

(2)著者
Gar Reynolds

(3)目次
Acknowledgements
Foreword by Guy Kawasaki

INTRODUCTION
Presenting in Today's World

PREPARATION
Creativity, Limitations, and Constraints
Planning Analog
Crafting the Story

DESIGN
Simplicity: Why it Matters
Presentation Design: Principles and Techniques
Sample Slides

DELIVERY
The Art of Being Completely Present
Connecting With an Audience

THE NEXT STEP
The Journey Begins

2. 感想 - あとはアップルの基調講演とTEDみとけばオッケーじゃね?
(TEDって何?、ってみんなは、この記事の末尾をみてね)

いやホントに、あとはいかに「良いプレゼンをたくさんみて、それを真似して、実践してみる」ってことだけかな。

最近だと「The Presentation Secrets of Steve Jobs (邦題: スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン)あたりが「プレゼン本」としてはヒットして、実際オイラも読んで「イイね!」って思うけど、「どっちか一冊」っていったら今回の本かな。両方とも書いてある大切なポイントは同じなんで。

まあ、お薦め理由を一つ挙げるとすれば「素敵なスライドがたくさん載っている」ってとこかな。「見た目」の大切さを理解するのに、これ以上のサンプルはないと思うんで。

とりあえず「プレゼンするうえで大切なこと、忘れないようにしたいこと」を本文からの引用、という形でメモっておくよ。

What matters is to not close yourself down too early in the process of exploration. Failing is fine, necessary in fact. But avoiding experimentation or risk - especially out of fear of what others may think - is something that will gnaw at your gut more than any ephemeral failure.

「失敗したって死なないんだから。最低なのは人の顔色ばかり気にすることだぜ。」...ジョブズ様のスタンフォードスピーチにも「大切なのは自分の思ったことをやる勇気を持つこと」とか、同じ趣旨のメッセージがあるよね。

But we regularly struggle when communicating these types of ideas because they are essentially invisible. It's difficult to share one's vision when there's nothing to see. Expressing these invisible ideas visually, so that they feel tangible and actionable, is a bit of an art form, and the best place to start is not with the computer.

「形がないことを人へ伝えるのは難しくて当然だよ。ある意味芸術の領域だから、まずはコンピュータ抜きでやらないか」...「伝えたいことは何か」、「どのように伝えれば効率的か」って考えるのにパワポはいらないよね? 実際プレゼンの準備でコンピュータ使うのなんて、「スライド作る最後の一瞬」だよね。間違ってもパワポ開きながら「何話そうかな」なんてやっちゃいけない(笑)。

The problem with most presentations is that they are too long, not that they are too short.
「過ぎたるは及ばざるが如し」...特にいうことありまへん。ある意味、一番大切だよね。

印象に残った箇所はもっとたくさんあったんだけど、プレゼンの基本に則って3つに絞ってみたよ!(笑)。

「自分にとってプレゼンで大切にしたいこと」を見つけたかったら、ぜひ今回紹介した本を読んで欲しいな。サックと読める分量だし、サンプルのスライドもキレイなんで、きっと楽しく最後まで読めるよ。

英語版



日本語版


3. おまけ
(1)TEDとは?
世界中のスゲー奴らが「18分間」でやるプレゼン大会、ってとこかな。とりあえずTEDのサイト行って何でもいいからプレゼン観てくれ、話はそれからだ、みたいな。

http://www.ted.com/

iPhone / iPad はアプリから観ると素敵だ...
http://itunes.apple.com/us/app/ted-mobile/id303299045?mt=8

アンドロイド版もあるぜよ!
http://www.androidtapp.com/ted-talks-for-android/

(2)アップルの基調講演とは?
ジョブズのプレゼンね、最近は他の人がやることもあるけど。

直近のプレゼンがいくつか見れるよ!
http://www.apple.com/apple-events/

ポッドキャストでまとめてダウンロードすると素敵...
http://itunes.apple.com/us/podcast/apple-keynotes/id275834665

2011年3月5日土曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #66

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。

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Japanese electronics firms
The mighty, fallen

家電やハイテク機器は「日本の力」を最も表している分野だと思いますけど、最近は韓国や中国に押されてなかなか苦しそうですね。

But the world changed and Japanese technology firms did not keep up. They kept too many low-value activities in high-cost Japan for too long. They focused on satisfying domestic consumers with advanced features that didn't matter to customers elsewhere. And they were tardy in entering emerging markets. Over the past decade NEC and Hitachi posted returns on assets of around 2%. In an extraordinary reversal, last year Japan became a net importer of televisions and stereos (albeit often with a Japanese brand on the casing).

domestic: 国内の
tardy: 乗り気でない
casing: 外装、外側

でも世界は変わって、日本企業はそれに対応できなかったんだ。彼らはコスト高の国内向けの上がりが少ない仕事を長くやりすぎたね。国内の商品者を満足させるために「日本以外では見向きもされない高機能」に力を入れすぎたんだ。そして新興国の市場への参入も遅れたしね。過去10年のNECや日立のROAって2%だよ。驚くべきことに、去年、日本はテレビとステレオ機器の輸入が輸出を上回ったんだぜ。(まあ日本メーカーのブランドで入ってくるものも含んだ話だけどね)

まあガラパゴスですね(笑)。今回の記事は「もう大量生産品は他のアジア諸国へアウトソースしちゃって、日本は超ハイテクで付加価値を追求するしかないね。日本ならできるべさ!」って感じで締めくくってるんで、まさにそんな展開を期待したいですね。そうしないと「ドメスティックなお勤め先」でお仕事している私が困ってしまいますんで。(そうなっても大丈夫、って言えるように頑張っているつもりですが...^_^; )
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* これまでの経験をもとに英語楽習に役立ちそうなことをまとめてます
* 楽しくなければ英語じゃない、みたいな感じで
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こんな感じでやっていきたいと考えていますので、なにかご意見あれば遠慮なくコメントまたはtwitter(@ysk0624)までお寄せください。