2010年9月25日土曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #41

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
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Newspapers in India
Where print makes profit
Sep 23th 2010
(http://www.economist.com/node/17106285)

前回の鉛筆と少し似た話です。今後新聞など紙のメディアは相当のスピードで電子化されていくと考えられています。これは長期的には間違いないと思います。しかし今回の記事を読んで「世界の隅々までデジタル化の波が届くまでには予想よりも時間がかかるのでは」と感じました。

The headlong growth of Indian newspapers is driven by rising literacy and a booming economy. Granted, only 65% of Indian adults can read—a pitiful figure. But it is nearly twice what it was three decades ago. As India’s middle class swells, firms are splashing out on newspaper advertisements for property, mobile phones, cars and matchmaking services that promise your daughter a computer-savvy hubby.

literacy: 識字率、~する能力
pitiful: 惨めな、残念な
savvy: 得意な、tech-savvyでコンピュータが得意な

インドでの新聞の急速な成長は識字率と経済の成長のおかげなんだ。たった65%の成人しか字が読めなったとしてもね、ちょっと悲しい数字だけどね。でも30年前と比べると、これでも倍近くになってるんだけどね。インドの中流階級の人口が増えるにつれて、企業は不動産、携帯電話、車、そして結婚情報サービスなんかの広告をどんどん出しているんだ。(きっとコンピュータが得意な婿殿を探してくれること間違いなし!)

インドへは何回か出かけたことがあります。最大級の都市であるムンバイへも立ち寄りましたが、まだまだ貧富の差が大きいようです。スラムドッグミリオネアそのままの世界らしいです、映画観た人に言わせると(私は観てませんが)。確かにそんな所でみんながネットを出来るようになるには時間が結構かかりそうですね。中国やインドが西側諸国並に発展するのは世間の予想より時間がかかると思いますが、いざ成長したらどれだけインパクトがあるか考えるだけで本当にクラクラしてきます。

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2010年9月24日金曜日

Withings買ってから半年ぐらい経ちますが、

とりあえず今日の年次健康診断へ向けて、この一ヶ月ぐらい頑張ってみました。

結構いいペースで減量進んだけど、あんまり無理してないんだよね。ソーシャルクラウドダイエット、とかわけわからんけどなんか煙に負けそうなネーミングで売り出してみようかな。


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2010年9月23日木曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #40

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
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Faber-Castell
The future of the pencil
Sep 16th 2010
(http://www.economist.com/node/17043890)

皆さんは最近鉛筆を使ったのはいつですか?私の場合,シャープペンシルはたまに使っていますが、昔ながらの鉛筆となるとちょっと思い出せません。少なくとも小学校卒業以来,自分の意思で鉛筆を手にとったことは殆どないんじゃないかと思います。私なんかは「コンピュータの普及で鉛筆はなくなってしまうのでは、というか既にニッチなプロダクトでは」と思っていましたが,実はそうでもないようです。

Many people thought that pencils would become obsolete in the computer age, yet sales continue to grow. Perhaps 15 billion - 20 billion are made each year, roughly half of them in China. Faber-Castell produces about 2.2 billion. They are cheap, sturdy and popular in schools, especially in poor countries. As countries grow richer, children's pencil cases grow fatter, though only up to a point. Sales of pencils in most European countries are growing only slowly, if at all.

obsolete: 時代遅れの
computer age: コンピューターの時代
billion: 10億

多くの人はコンピュータが普及した世の中では鉛筆なんか時代遅れになったと思っていたけど、実際には鉛筆の売り上げは伸びていたんだ。150から200億本が毎年生産されていて、その半分は中国向けてみたいだね。Faber-Castellは22guぐらい作っているんだ。鉛筆はやすくて丈夫で学校では欠かせないんだ、特に貧しい国ではね。国が豊かになると生徒の筆箱は大きく膨れていくんだよ、まあある程度の大きさまでだけどね。欧州各国での鉛筆の売り上げは全く増えていないか、そうでなければほんのわずか、ってところだね。

まあ全ての教育現場が電子化される、教科書やのーとがタブレットに置き換わる、なんて世の中が実現するまでもう少し時間がかかるでしょう。少なくとも今現在は圧anaアナログな現場が多いわけで。そう考えると、貧しい国が豊かになって教育を受けられる子供の割合が上がると鉛筆も売れる、という傾向はしばらく続くかもしれませんね。
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2010年9月20日月曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #39

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
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Print on the iPad
A smashing success
Sep 16th 2010
(http://www.economist.com/node/17043882)

今回の記事の中に出てくるWiredはiPadの特色を活かして電子版を提供している現状では数少ない提供元の一つだと思います。創刊(?)以来、私も毎月購読していますが、出来れば年間契約のオプションを提供して欲しいんですよね。

Yet obstacles lie in the path of media firms that want to move in this direction. The first is that many print publications do not have enough information about their customers to enable them to sell across platforms. Ken Doctor, a media analyst at Outsell, points out that American newspapers tend to sort their readers by address rather than by name. The second obstacle is Apple. The firm has made it difficult to sell subscriptions on the iPad, and is reluctant to disclose much data on buyers. This is a particular problem for magazine firms, which use customer data to push other products and to sell advertising.

obstacle: 障害 
subscription: 定期購読契約
reluctant: 〜するのに前向きではない

電子版へ進みたいメディア企業にとってまだ障害は少なくない。例えば多くの企業は電子版を売るために必要な読者情報を十分にもっていないんだ。評論家によると、多くのアメリカの新聞社は読者を名前じゃなくて住所で分類してたりしてね。さらに別の問題はアップルだ。彼らはiPadの上で新聞や雑誌の定期購読を売るのを難しくしているんだ。そして購入者の情報を開示するのにも積極的じゃない。これは雑誌社に取っては大きな問題なんだ。彼らにとって顧客データは他の商品を展開したり、広告を集めるのに欠かせないものだからね。

という感じで大きな課題になっています。幸いこの分野は、AmazonやGoogleといった強豪がいてAppleの独り勝ちではないので、いずれ良い方向に問題が解決されていくのではないでしょうか。もしiPad上で問題が解決されなければ、より自由と言われているAndroid系のデバイスなど代替ソリューションもありますし。まあ私自身は「電子書籍の便利さ」にすっかりやられてしまっているので、みんなで競いあってどんどん良くなってくれれば文句はありません。
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2010年9月19日日曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #38

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Japanese politics
Now for the Bionic Kan
Sep 16th 2010
(http://www.economist.com/node/17049086)

民主党の選挙は管さんが勝ちました。さすがに今年三人目の首相はどうか...、という感じで観ていた方も多いでしょうから、結果としては日本にとって悪くなかったのかもしれません。まあ、このあたりは時間がたってみないと分かりませんかね。

Businessmen like Mr Sankai say the most pressing attribute Mr Kan needs to bring to his job is decisiveness. "Leaders may gather the opinions of many people but ultimately it's the person at the top who decides," he says. Mr Kan has not yet shown a decisive streak. These are early days. But there is no bionic suit to help him lift Japan out of its economic and political paralysis.

attribute: 能力、特徴、態度
decisiveness: 決断力
streak: ある人の性格の中で特徴的な面、何かが連続して起こること

(医療用ロボット等で頑張っている)山海さん等ビジネスマンが口を揃えて言うように、管さんに必要なのは決断力だ。リーダーはみんなの意見を聴かなきゃいけないけど、最終的に決断するのはトップの彼自身なんだ。まだ管さんからはその辺がみえないね。まだ結論を出すには早いけど、経済と政治が麻痺した状態から日本を救い出すために管さんを助けてくれるロボットスーツはないんだよね。




「意見は聞くけど、決断するのはトップの自分」という趣旨のコメントはいいですね。イギリスのブレア首相が退陣するときのスピーチにもありましたね。世の中には色々な人がいて、それぞれ色々な役割・責任を追っています。一国の大事に関わるものから、個人の生活レベルまで色々あると思いますが、自分に決定権がある場面では後に後悔しないようにバシッと決断したいな、と思いました。

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2010年9月5日日曜日

The Economist をネタに英語の楽習やニュースをフォローしてみる - #37

英国の新聞 The Economist の記事をネタにして英語の単語やニュースへのコメントを付けていきたいと思います。
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Japan
Self-destruction
Sep 2nd 2010
(http://www.economist.com/node/16847828)

民主党が大勝して政権をとったのはちょうど去年の今頃でしたね。わずか一年で3人目の首相が誕生するかもしれない、なんて皆さん想像つきました?実はそれまでの流れから、こんな事態を予想していた人も結構いたりして、なんて考えると悲しいですかね。

Tribal politics has no place in modern Japan. The country, trapped in a 20-year economic funk, needs bold leadership, not blind loyalty. The divisions in the party have already had worrying economic repercussions: the stockmarket this week fell on fears that the government is too weak to stimulate faltering growth and stop a crippling rise in the yen. There is a growing fear that whoever wins the leadership contest will face a split party. That will put it in an even weaker position to cut deals with the opposition.

funk: 落ち込んだ状態
repercussion: (ある出来事の)意図しない影響、結果
crippling: 抵抗しがたいほどの

派閥や寄り合いによる政治はもうナンセンスだよ。ここ20年間も不況にはまっている日本は強いリーダーシップを求めているんだ。盲目的な信者を引き連れたトップは勘弁だけどね。民主党内の対立は既に好ましくない影響を経済にもたらしているんだ。例えば今週の株式市場は政府が景気対策や円高に対応するには無能に見えすぎて最悪だったよ。まあ誰が勝っても民主党は割れそうだよね。とすると、野党との調整がますます大変になりそうだね。

私は政治ネタが好きなので民主党の代表戦の行方は非常に興味深く見守っています。特にどちらを応援する、とかはないですが、このイベントをきっかけに日本が良い方向に変わっていけば良いな、と思っています。
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